☆2003年4月19日分 再録☆

私はこういう話に弱い。あんまりだ。島田さんがかわいそうで。
定年間近の彼はひとり息子の奉行所入りを心待ちにしていた。
だけど息子は恋人の弟の薬代のために大事な家宝の刀を質に入れてしまった。
2両で売ったのに30両にハネられていた。
よくあるパターンなのに売ったらダメじゃないかー!
信一郎、いいヤツすぎ・・・(泣)

強引に刀を取り返すべく夜中に蔵の中を物色していた信一郎。
それを咎められるだけでなく見つけてしまった密売銃を
奪って逃げる途中に暴発して岡っ引きが死ぬとか、
信一郎は本当にめぐり合わせが悪すぎる。
結局疑いをかけられて殺されてしまう信一郎。
その無実を証明するためとお侘びを理由に
ひとり寂しく自害してしまう島田さん・・・
イヤやなーこういうお話は。
親が子のため、子が親のため・・という
パターンは本当に辛いです(泣)
それを見つけた主水の表情も見逃せないかも。
島田さんに思い入れがあったような主水。

そして島田親子の無念を晴らすために金を作ろうとした
信一郎の恋人・お糸も殺されてしまった。
なんか救いようのないほどの不幸が襲ってるねぇ。
こんな中で加代が出した提案に対する順之助の
純粋でホンワカなるような反応がいいなと思う。
島田さんの残したお金とお糸の依頼料に対して「金額が多すぎる」という秀。
加代がその中の5両をお糸の弟に残そうと言う。
黙って頷く勇さんと文句言いつつも賛同する主水。
順之助が「みんな優しい人で、仕事人に入って良かった」と加代に言う。
このセリフにも賛否両論あるとは思うが
考え方は人それぞれだと思うのですが、私は好きなシーン。

そんな中でも、秀と加代の洒落た月見・・・のハズが
色気もクソもない秀はとってもジャマクサそう(笑)
私はヒソかに秀は加代に少しは気があったと踏んでいたのにな(笑)
こんなことゆうと秀さんファンにシバかれるかな(笑)
でも私は秀と加代は賛成派だったりするぞ。
なんか締まりのないオチだったというか本編に全然関係ナイな〜

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