☆2003年4月12日分 再録☆

ココはなんといっても今出川西紀さんでしょう!!
好きとかではなく、何故か気になる存在というのか(笑)
でもお話はすごくかわいそうだった・・・(泣)
赤ん坊まで死なせる展開がちょっと納得いかねー!
こういうオボッチャンって必ず弟子とかに手、出すよね。
そいで邪魔になったからって自分の子まで平気で殺す。こら!
ちょっと熱くなってしまいました。

助けを求めてきたお小夜をかばったおりくさんが
敵方に「この娘は息子の嫁にします」と啖呵切るところなんて
最高にカッコよかった。
こういうシーンなど、ベテランの山田五十鈴さんが締めてくれてます!

一方で勇次の恋愛ものって感じなんだけど、
ちょっと甘ったるいなーという気がしなくもない。
いつもクールな勇さん。実はこんなに一途なところも
あったんかなーと新鮮ではあったけどね。
子持ちの娘と結婚したいと言い出すんやもんね。
ちょっと上手くいっても良かったかなぁと残念に思ったり。

毒をふくまされて結局、お小夜の子は死んでしまった。
加代が部屋を貸してやって順ちゃんが必死で
治療をし、秀が祈るように部屋でじっととしているという、
こんなシーンも、私が仕事人を好きな理由でもあります。
仕事以外でもこんな情のあるところを見せるところがいいよ。
部屋を貸してやったからと、秀の部屋にずかずかと布団持参で
やってきて、とっとと寝てしまう加代とかめっちゃ面白い〜(笑)
こんな時にきっぷのいい加代が大好きよん♪

ラストシーン、子供の墓の前で、おりくさんとともに
三味線で送ってやる、お小夜。
途中で息絶えるシーンなんて、観てられへんかった。
結局は一生懸命に生きている人間が何故、
こんなに不幸な死に方をしなけりゃいけないんか。
だから仕事人がいるんじゃないか。と言われても
納得できないことがある、私なのでした。

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